漢方約でイライラを軽減させよう【漢方薬の世界では抑肝散が有名】

高い効果を期待できる

ハート

副作用についても知る

抑肝散は漢方薬のひとつで、小児の夜泣きに対して効果があることから子供向けの治療薬として知られていましたが、最近では健康食品として販売されています。認知症の治療においても処方される薬となっています。精神不安などにも効果があるからです。認知症のすべての患者に処方する薬ではなく、患者の症状から判断して使用するかどうか決めます。抑肝散は興奮を抑えるタイプのクオリティが高い薬です。認知症の症状のひとつに興奮や介護抵抗などがあります。これらの症状が起きているときに使用すると効果を発揮します。認知症治療には抗認知症薬であるメマリーを使用した治療も行います。患者の症状に応じて抑肝散と併用した治療も行います。そうすることで効果を大きくすることが可能だからです。服用においては定められた用量を守ることがポイントです。また、漢方薬は一般的な薬剤と異なり服用する時間帯も特徴があります。服用するタイミングは食前、あるいは食間であることから、忘れずに服用することが大事です。患者が継続して服用するために家族など周囲の人のサポートが大事なポイントとなります。漢方薬は独特の香りや味がある種類が多いですが、抑肝散はほんのりと甘みを感じることができるので比較的飲みやすいタイプと言えます。ただ、粉末状であるので患者が飲みにくさを訴えたときには医師に相談するなどの対処が必要となります。服用を開始してからすぐに効果がでるわけではなく、二週間程度で効果が出始めます。そのため、継続して服用することが大事なことであると言えます。抑肝散は漢方薬で小児から大人までさまざまな年齢層で使うことができる薬です。認知症などで興奮状態になっている患者を落ち着かせる効果があり、単独でも大きな効果を得ることができますし、他の種類の抗認知症薬と組み合わせることでさまざまな症状に対応することができます。そのため医療機関では認知症治療において信頼度の高い薬剤となっています。ただ、副作用が起こる可能性もあります。その代表的なものが低カリウム血症です。これは血液中のカリウムの濃度が低下することで起こる症状で、突然手足が動かなくなるなどの症状が起こります。認知症を診察する精神科においては血液検査を行うことは珍しいことから、低カリウム血症の症状が起きて初めて副作用の影響によるものと気付くケースもあります。このようなことを防ぐためには抑肝散を処方した場合には血液検査を実施するなど、副作用に対する管理も行っている医療機関を選ぶことが大事です。もしも血液検査を実施して低カリウム血症を引き起こしている場合には抑肝散の服用を一度中止するなどの選択肢も取られます。ただ、抑肝散の服用を中止したあとに症状が悪化するような場合にはカリウム製剤などを使用して低カリウム血症を引き起こさないようにする処置が行われて服用を継続するケースもあります。また、抑肝散を処方される前から低カリウム血症の往診歴がある場合にはあらかじめ医師にその旨を伝えておくことがポイントです。症状が起きなくても定期的な血液検査を受けることで安心して治療を継続するポイントであると言えます。